白星SP
「七夕のおはなし」
きょうは にっぽん…いやロシア という くににつたわる
「たなばた」の でんせつを おはなしします。
昔々あるところに、
「織姫」という女の人が居ました。
彼女は機織りが得意で、
それはそれはとてもよく働く女性でした。
「彦星」という男の人も居ました。
牛追いの好青年で、彼もまたよく働くOTOKOでした。
そういえば今年は丑年です。
織姫と彦星。
二人は、天の川の神「ミルキーウェイ」に仕える従者でした。
ミルキーウェイは、二人の働きぶりにとても感心していて、
気をよくしていました。
そして、二人は恋人同士でもありました。
二人の働きぶりに気をよくしていたミルキーウェイは、
従者である二人の交際を許し、「結婚しちゃえば?」とか言いました。
なので二人は結婚しました。
二人が結婚すると、二人はロクに働かなくなり、
牛追いの居なくなった牛は暴走を始めました。そういえば今年は丑年です。
ミルキーウェイは、「なんだと」と言いました。
ミルキーウェイは怒って、二人を引き離す事にしました。
二人の間に天の川を隔てる事で、
互いに会えなくしてしまったのです。
そういえば今年は丑年です。
しかしこれでは可哀想なので、
ミルキーウェイは七月七日の七夕の一日だけ、
二人の間の天の川に橋をかけて、
再会を許す事にしました。
そして、七月七日の七夕の日。
二人は、一年ぶりの再会を果たすのです。
おわり